おしゃべりと嘘 : 「かたり」をめぐる文化論

書誌事項

おしゃべりと嘘 : 「かたり」をめぐる文化論

樋口桂子著

青土社, 2020.9

タイトル別名

おしゃべりと嘘 : かたりをめぐる文化論

タイトル読み

オシャベリ ト ウソ : カタリ オ メグル ブンカロン

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注記

参考のための文献: p171-172

内容説明・目次

内容説明

話を面白くするためのもの、パーティなどで社交辞令として発せられるもの、そして相手を傷つけ騙そうとするもの…。ひとことで言ってもその姿はさまざまだ。いったい嘘とは何なのか。南仏での体験から生まれた素朴な疑問から、「ことば」と「文化」をめぐる壮大な考究の旅がはじまる。人はなぜ偽りを言うのか。「おしゃべり」をキーワードに、その問題の本質に迫る。何が本当で、何がフェイクなのかわからない現代にむけた、ときに辛辣だけど、ユニークな豊饒な「嘘」の世界。

目次

  • 長めのプロローグ—しゃべることと嘘
  • 1 嘘と芝居(ファー・ブルトンの儀式—日常のお膳立て;地方の事情—ニースの場合;方言と訛;消える声の力)
  • 2 嘘をつく声(「語る」ことの種類;おしゃべりの相手・演説の聞き手;嘘の定義;日本人の嘘;短いことと本音)
  • 3 芸術とかわいそうな芸術(お芝居と嘘;芸術のつく嘘;青鬼がついた嘘—ムラの中の仕掛け;嘘は変異する;イメージとリアリティ—リアリティの嘘)
  • エピローグ—声を見るために

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC02471844
  • ISBN
    • 9784791773091
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    172p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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