インドの数学 : ゼロの発明

書誌事項

インドの数学 : ゼロの発明

林隆夫著

(ちくま学芸文庫, [ハ56-1])

筑摩書房, 2020.9

タイトル読み

インド ノ スウガク : ゼロ ノ ハツメイ

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注記

中央公論社 1993年刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットによる

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

サンスクリット文化圏の数学は、多様性と創造性に溢れ、数学史においても大きな足跡を残してきた。「ゼロの発明」はとりわけ有名であるが、それにとどまらない。本書は、ヴェーダ祭式の祭場設営に由来する最古層の幾何学に始まり、ジャイナ教徒の数学と哲学・世界観との関係、数学と天文学、7世紀以降のアルゴリズム数学と代数の確立など、各時代に開花した数学を概観し、その発展の過程を探る。終章では、三角関数、ホロスコープ占星術、筆算法、和算などのトピックを通して、インドと他文化圏との数学の伝播を考える。

目次

  • 第1章 数表記法とゼロの発明
  • 第2章 シュルバスートラ(祭壇の数学)
  • 第3章 社会と数学
  • 第4章 ジャイナ教徒の数学
  • 第5章 アールヤバタの数学
  • 第6章 インド数学の基本的枠組みの成立
  • 第7章 その後の発展
  • 第8章 文化交流と数学

「BOOKデータベース」 より

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