ルポ入管 : 絶望の外国人収容施設

書誌事項

ルポ入管 : 絶望の外国人収容施設

平野雄吾著

(ちくま新書, 1521)

筑摩書房, 2020.10

タイトル別名

入管 : ルポ

タイトル読み

ルポ ニュウカン : ゼツボウ ノ ガイコクジン シュウヨウ シセツ

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注記

主要参考文献: p309-314

内容説明・目次

内容説明

二〇一四年、カメルーン人男性が医師の診察を受けられず、東日本入管センター内で死亡。二〇一八年、同センターでインド人男性が自殺。翌年、大村入管ではハンストによりナイジェリア人男性が餓死した。いったい、入管施設で何が起きているのか。東京五輪や外国人労働者の受け入れ拡大に合わせて、在留資格のない外国人の取り締まりが強化され、次々に入管施設に収容されている。二〇一九年に出入国在留管理庁へと格上げされ、ますます大きな権力を振るう「入管」の実態に迫る。

目次

  • 第1章 夫、あるいは父の死(公園;拷問 ほか)
  • 第2章 入管収容施設の実態(暴力による密室の支配;医療放置 ほか)
  • 第3章 親子分離の実相、強制送還の恐怖(「ゼロ・トレランス(不寛容政策)」;強制送還の恐怖)
  • 第4章 在留資格を求める闘い(在留特別許可;揺れる難民認定制度)
  • 第5章 国家権力と外国人(世界の入管制度と厳格化する国境管理;出入国管理、日本の過去・未来 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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