書誌事項

コロナ禍で暴かれた日本医療の盲点

島田眞路, 荒神裕之著

(平凡社新書, 957)

平凡社, 2020.10

タイトル読み

コロナカ デ アバカレタ ニホン イリョウ ノ モウテン

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注記

引用・参考文献: p247-254

内容説明・目次

内容説明

二〇二〇年、世界中に蔓延した新型コロナウイルスは医療界全体をかつてない危機に陥れると同時に、日本の医療が抱えてきた課題をあぶり出した。それは中央省庁間の確執に端を発すると言っても過言ではない。地方医療と、それを支える国立大学を救うべく、激闘を繰り広げてきた山梨大学学長の姿がここにある!「なぜ日本はPCR検査数が少ないのか」その答えは日本の医療界が抱える病巣にあった!

目次

  • 第1章 山梨大病院での新型コロナウイルス対応と日本と世界におけるPCR検査(山梨大病院の闘い;PCR検査の不十分な体制は“日本の恥”;ジャパニーズ・ミラクルという虚構)
  • 第2章 地方国立大学病院と地方医療の苦境(アカデミズムの衰退—政府の「文化大革命」;「人」の不足1 臨床研修医制度の問題;「人」の不足2 日本専門医機構の問題 ほか)
  • 第3章 山梨大学の模索(地方の国立大学を守るための闘い;国内初の国立・公立による連携「一般社団法人大学アライアンスやまなし」;地域発の産学協創エコシステムの構築で財源確保 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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