精神分析にとって女とは何か
著者
書誌事項
精神分析にとって女とは何か
福村出版, 2020.10
- タイトル別名
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What is woman for psychoanalysis?
- タイトル読み
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セイシン ブンセキ ニ トッテ オンナ トワ ナニ カ
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注記
英文タイトルはジャケットによる
文献: p197-214
収録内容
- 精神分析とフェミニズム / 北村婦美著
- 精神分析的臨床実践と女性性 / 鈴木菜実子著
- 日本の精神分析における女性 / 西見奈子著
- ラカン派における女性論 / 松本卓也著
内容説明・目次
内容説明
精神分析において女性はどのように考えられてきたのか。フェミニズムと精神分析の歴史、臨床における女性性、日本の精神分析、さらにはラカン派の女性論まで。現代女性のこころを理解するために、精神分析における女性性の変遷を辿る。
目次
- 第1章 精神分析とフェミニズム—その対立と融合の歴史(フロイトの女性論—持たないことが女性を決める?;フロイト女性論を巡る論争;男根一元論と両生性;心的な両生性の持つ意義;両生性から多重性へ)
- 第2章 精神分析的臨床実践と女性性(女性性に関わる諸問題;フロイトにとっての女性性;女児のエディプス・コンプレックスに関する議論;女性の身体;女性性に関わる現代的な問題;女性が精神分析的セラピストになること;おわりに)
- 第3章 日本の精神分析における女性(日本における女性論の紹介と受け入れ;日本の女性論—阿闍世コンプレックスの変遷;日本の精神分析における母親;日本の精神分析臨床における女性—これからの議論のために)
- 補章 ラカン派における女性論(ラカンの50年代の女性論—ジョーンズのフロイト批判とラカンによる応答;ラカンの70年代の女性論—性別化の式と男性/女性の論理;おわりに—フェミニズムとラカン理論)
「BOOKデータベース」 より