村の日本近代史
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書誌事項
村の日本近代史
(ちくま新書, 1529)
筑摩書房, 2020.11
- タイトル読み
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ムラ ノ ニホン キンダイシ
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注記
参考文献・引用文献: p242-247
内容説明・目次
内容説明
かつて村は「人間の集団」を意味する言葉であった。それが現在のように「土地」を意味する言葉に変わったのは明治半ばのことである。だが、その転換の起源は、秀吉の天下統一構想にまでさかのぼり、さらにその背景には地球上の土地を分割し囲い込もうとするような世界史的な転換があった。この間に起こった都市化・新田開発・分散知行、さらに廃藩置県・地租改正・地押調査から「明治の大合併」まで、村をめぐる土地と人の支配の紆余曲折を概観しつつ近代化の意味を再考する。
目次
- 序章 村概念の転換
- 第1章 村の近代化構想—織豊政権期
- 第2章 村の変貌と多様化—幕藩体制期
- 第3章 村の復権構想とその挫折—明治初期
- 第4章 土地・人・民富の囲い込みと新たな村の誕生—明治中期
- 終章 「容器」としての村
「BOOKデータベース」 より