オイラー博士の素敵な数式
著者
書誌事項
オイラー博士の素敵な数式
(ちくま学芸文庫, [ナ30-1])
筑摩書房, 2020.11
- タイトル別名
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Doctor Euler's fabulous formula
Dr. Euler's fabulous formula : cures many mathematical ills
オイラー博士の素敵な数式
- タイトル読み
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オイラー ハカセ ノ ステキナ スウシキ
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注記
標題紙裏の欧文タイトル: Doctor Euler's fabulous formula
日本評論社 2008年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
数学の巨人レオンハルト・オイラーによって導出されたオイラーの等式は、数学史上もっとも美しく、偉大なものと称されている。円周率π、ネイピア数eというまったく起源の異なる定数が、基本的な数0、1、虚数単位iと密接に関係していることを表すこの極めて簡潔な数式は、「人類の至宝」(R・ファインマン)とも呼ぶべきもので、永遠に色褪せることがない。本書はオイラーの公式はもとより波動方程式、フーリエ級数・変換、ディラック関数などを丁寧に解説し、その筆はオイラーが重視した実学・工学にまで及ぶ。理工系学生に強くお薦めしたいユーモアに溢れた入門書。
目次
- 第1章 複素数—初等的な範囲をやや越えた、複素数にまつわる小編集
- 第2章 ベクトルの旅—方向が重要となる複素数平面の問題を少々
- 第3章 π2が無理数であること—大学2年レベルでできる「高度な」数学
- 第4章 フーリエ級数—第一発見者はオイラーだった。でもそこには重大な誤りが…
- 第5章 フーリエ変換—周期関数の周期が無限大になったら何が起こるか
- 第6章 電気工学と√−1—複素数の応用。実学を重視したオイラーが、愛したであろう発展
「BOOKデータベース」 より