影に対して : 母をめぐる物語

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影に対して : 母をめぐる物語

遠藤周作著

新潮社, 2020.10

Title Transcription

カゲ ニ タイシテ : ハハ オ メグル モノガタリ

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Contents of Works

  • 影に対して
  • 雑種の犬
  • 六日間の旅行
  • 影法師
  • 母なるもの
  • 初恋
  • 還りなん

Description and Table of Contents

Description

完成しながらも発表されず、手許に残された「影に対して」。「理由が何であれ、母を裏切り見棄てた事実には変りはない」しかし『沈黙』『深い河』などの登場人物が、ついにキリストを棄てられなかったように、真に母を棄て、母と別れられる者などいない—。かつて暮した街を訪ね(「六日間の旅行」「初恋」)、破戒した神父を思い(「影法師」)、かくれキリシタンの里を歩きながら、(「母なるもの」)、失われた“母”と還るべき場所を求め、長い歳月をかけて執筆されて全七篇。

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Details

  • NCID
    BC03766399
  • ISBN
    • 9784103035244
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    249p
  • Size
    20cm
  • Classification
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