理性の構成 : カント実践哲学の探究
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書誌事項
理性の構成 : カント実践哲学の探究
(叢書・ウニベルシタス, 1124)
法政大学出版局, 2020.11
- タイトル別名
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Constructions of reason : explorations of Kant's practical philosophy
- タイトル読み
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リセイ ノ コウセイ : カント ジッセン テツガク ノ タンキュウ
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注記
原著 (Cambridge University Press, 1989) の全訳
その他の訳者: 高畑祐人, 城戸淳, 宇佐美公生, 高木駿, 中澤武, 木場智之, 上野大樹, 柳橋晃, 津田栞里, 馬渕浩二
監訳: 加藤泰史
参考文献: 巻末p12-21
内容説明・目次
内容説明
哲学がまず着手すべき課題は、思考を方向づける何らかの基準ないし手続きが、なぜわれわれにとって権威を持ち、なぜ理性の基準とみなされねばならないかを示すことである。理性・行為・自由に関して、カント自身が説明する文脈にカントの倫理学を位置づけ直し、正義、義務、人格、他者、合意の問題、子どもたちの権利と生活の問題なども論じて、実践哲学の新たな可能性を提唱する。
目次
- 第1部 理性と批判(カントの企てにおける理性と政治;理性の公共的使用;『基礎づけ』第三章における理性と自律;行為、人間学、自律)
- 第2部 格率と義務(行為における一貫性;合意する大人の関係;普遍的法則と目的それ自体;美徳なき時代におけるカント)
- 第3部 カントの倫理学とカント主義的倫理学(実例の力;子どもたちの権利と生活;倫理学における構成主義;正義と慈愛という偉大な原理)
「BOOKデータベース」 より