書誌事項

証言羽生世代

大川慎太郎著

(講談社現代新書, 2599)

講談社, 2020.12

タイトル別名

羽生世代 : 証言

タイトル読み

ショウゲン ハブ セダイ

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注記

羽生世代の棋士たちは、なぜこれほど強く、長期間活躍しているのか。なぜ、羽生世代だけ精鋭が集結したのか。それまでの棋士たちと何が違い、将棋界の何を変えたのか-。天才たちの証言で「奇跡の世代」の真実を解き明かす。

内容説明・目次

内容説明

天才たちの証言でわかった「奇跡の世代」の真実。なぜ、羽生世代の棋士たちはこれほど強く、長期間にわたって活躍できた(している)のだろう。それまでの棋士たちと何が違い、将棋界のどんなところを変えたのだろうか。そしてなぜ、1970年前後の生まれにこれだけの精鋭が集結したのだろう。将棋界にも豊作と呼ばれる年はある。だがこれほど突出した実績を残しているのは羽生世代だけだ。これは偶然の一言で片づけていいものなのだろうか。これらを解き明かそう、一歩でも核心に近づこうというのが、本書の目的である。

目次

  • 序章 将棋界で起きた「31年ぶりの一大事」—大きな転換期を迎えた羽生世代
  • 第1章 羽生世代はなぜ「強かった」のか—突き上げを受けた棋士の視点(谷川浩司—黄金世代と対峙してきた“光速流”の本音;島朗—「55年組」やいまの若手と彼らは何が違うのか;森下卓—世代の狭間で気持ちを崩した俊英の告白;室岡克彦—強豪たちに大きな影響を与えた先達の見解)
  • 第2章 同じ世代に括られることの葛藤—同時代に生を受けた棋士の視点(藤井猛—棋界の頂点に立っても拭えなかった劣等感;先崎学—早熟の天才が明かす同年代ゆえの「複雑さ」;豊川孝弘—奨励会入会が同じだった年上棋士の意地;飯塚祐紀—タイトル戦で競っていない奨励会同期の思い)
  • 第3章 いかにして下剋上を果たすか—世代交代に挑んだ棋士の視点(渡辺明—将棋ソフトがもたらした“世代交代”の現実;深浦康市—いまも忘れ難い「控室での検討風景」;久保利明—“さばきのアーティスト”が抱いていた危機感と憧憬;佐藤天彦—難攻不落の牙城を撃破した“貴族”の視座)
  • 第4章 羽生世代の「これから」—一時代を築いた棋士の視点(佐藤康光—人間の限界に挑んできたことの誇り;郷田真隆—定跡を一からつくってきた者たちの痛恨と自負;森内俊之 小学4年からの将棋仲間が「天才」だったことの幸せ;羽生善治—“年相応の難しさ”をどう乗り越えていくか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC04587588
  • ISBN
    • 9784065219553
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    334p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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