国境の思想 : ビッグデータ時代の主権・セキュリティ・市民

書誌事項

国境の思想 : ビッグデータ時代の主権・セキュリティ・市民

マシュー・ロンゴ著

岩波書店, 2020.12

タイトル別名

The politics of borders : sovereignty, security, and the citizen after 9/11

国境の思想 : ビッグデータ時代の主権セキュリティ市民

タイトル読み

コッキョウ ノ シソウ : ビッグ データ ジダイ ノ シュケン・セキュリティ・シミン

大学図書館所蔵 件 / 138

注記

原著 (Cambridge University Press, 2018) の翻訳

監訳: 庄司克宏

内容説明・目次

内容説明

9.11以後の国境は、両国を切り離す境界線ではなく、共同管理運営の役割を果たすようになってきた。そしてビッグデータとセキュリティ技術の進展を通じて、世界の生政治化を促す場として作用している。こうした国境のあり方は、グローバリズムの時代に市民主権やセキュリティをどのように変化させていくのか。進展しつつあるグローバルな政治状況を、気鋭の政治学者が描き出す。

目次

  • 境界—厚い境界と薄い境界
  • 第1部 外縁部(「壁」とその影—境界地域のセキュリティ;一つの境界、二人の主権者?;境界共同管理、コスモポリタニズムと帝国の亡霊)
  • 第2部 入国検問所(最小の警察官—ビッグデータ、セキュリティ、そしてアイデンティフィケーションをめぐる政治;主権、セキュリティおよび信頼をめぐる政治;デジタルの暗闇の中へ—データ、グローバルなファイヤーウォール、セキュリティの将来)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ