内モンゴル紛争 : 危機の民族地政学

書誌事項

内モンゴル紛争 : 危機の民族地政学

楊海英著

(ちくま新書, 1546)

筑摩書房, 2021.1

タイトル読み

ウチモンゴル フンソウ : キキ ノ ミンゾク チセイガク

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注記

参考文献: p210-216

内容説明・目次

内容説明

二〇二〇年夏、中国政府は内モンゴルの公教育からモンゴル語を排し、中国語を母語として押しつける決定を下した。なぜ中国は民族同化政策を採ろうとするのか。それを理解するにはユーラシア史の中でモンゴルを見る地政学的視点が必要だ。遊牧民の世界、チンギス・ハーンのモンゴル時代、イスラームとの関係、近代国家形成・民族自決問題、日本による植民地化、ソ連・中国による分断などのモンゴルの歴史の要所を明快に解説。そこから現在の内モンゴルにおける紛争の深層を照射する。

目次

  • 第1章 民族地政学
  • 第2章 分断政治の人生
  • 第3章 諸民族と中国の紛争
  • 第4章 言語の民族問題
  • 第5章 民族の国際問題
  • 第6章 中央ユーラシア民族地政学の現在
  • 第7章 日本の幻想

「BOOKデータベース」 より

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