書誌事項

プルーストとシーニュ : 新訳

ジル・ドゥルーズ [著] ; 宇野邦一訳

(叢書・ウニベルシタス, 1127)

法政大学出版局, 2021.1

タイトル別名

Proust et les signes

タイトル読み

プルースト ト シーニュ : シンヤク

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注記

原書 (Presses universitaires de France, 2020) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

『失われた時を求めて』は、哲学と競合する真実の探求の書である。正体不明の蜘蛛のような小説家の言葉が、一つの哲学的身体に巨大な巣をはりめぐらせ、波動を伝えて刺激し、実験的読解をうながした。シーニュ、文学機械、横断性、アンチロゴス、狂気の現前と機能…。哲学の思考に背反する思考のイメージを打ち立てるプルーストとともにドゥルーズが哲学の伝統に抗して哲学する。増補改訂後の決定版新訳。

目次

  • 第1部 もろもろのシーニュ(シーニュのタイプ;シーニュと真実;学習;芸術のシーニュと“本質”;記憶の第二の役割;系列と集団;シーニュの体系における多元主義;思考のイメージ)
  • 第2部 文学機械(アンチロゴス;箱と器;“探求”の水準;三つの機械;スタイル;狂気の現前と機能、蜘蛛)

「BOOKデータベース」 より

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