医師が死を語るとき : 脳外科医マーシュの自省
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書誌事項
医師が死を語るとき : 脳外科医マーシュの自省
みすず書房, 2020.12
- タイトル別名
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Admissions : a life in brain surgery
- タイトル読み
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イシ ガ シ オ カタル トキ : ノウゲカイ マーシュ ノ ジセイ
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注記
原著 (Weidenfeld & Nicolson, 2017) の全訳
内容説明・目次
内容説明
イギリスを代表する脳神経外科医マーシュは、国民保健サービス(NHS)によって様変わりした医療現場に辟易し、勤めていた病院を去った。旧知の外科医たちを頼り、行きついた海外の医療現場—貧困が色濃く影を落とす国々の脳神経外科手術の現場でも、老外科医は数々の救われない命を目の当たりにする。私たちにとって「よき死」とはいったい何なのだろうか?それは私たちに可能なのだろうか?そして、私たちの社会はそれを可能にしているのだろうか?マーシュは実感を込めてラ・ロシュフコーの言葉を引く—「私たちは太陽も死も、直視することができない」。該博な知識から生命と人生の意味を問い、患者たちの死、そしてやがてくる自らの死に想いをめぐらせる自伝的ノンフィクション。
目次
- 水門管理人のコテージ
- ロンドン
- ネパール
- アメリカ
- 覚醒下開頭手術
- 心脳問題
- 象に乗る
- 弁護士たち
- ものづくり
- 割られた窓
- 記憶
- ウクライナ
- 申し訳ありませんでした
- キタリス
- 太陽も、死も
「BOOKデータベース」 より