自然界における左と右
著者
書誌事項
自然界における左と右
(ちくま学芸文庫, [カ50-1])
筑摩書房, 2021.1
新版
- 上
- タイトル別名
-
The new ambidextrous universe
- タイトル読み
-
シゼンカイ ニオケル ヒダリ ト ミギ
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注記
原著第3版 (New York: W.H. Freeman, 1990) の翻訳
紀伊國屋書店 1992年刊の文庫版
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「鏡は上下はそのまま映すのに、なぜ左右だけを反転させるのか?」—こんな素朴な疑問から「左と右」をめぐる壮大な旅がスタートする。人には左右の利きがある。左右非対称な動植物も多い(スイカズラのつる、シオマネキのはさみ、コウモリの飛び方)。では、分子のレベルまで降りてみたらどうだろう?分子構造を左右逆転させたミルクの味は違うのだろうか。後半では、「オズマの問題」が登場。共通に観察しうる対象が何もないところで「左と右」を相手に伝えることが可能かを考察する。ナボコフとガードナーのお茶目なやりとりも収載。
目次
- いろいろな鏡
- 直線の世界、平面の世界
- 立体の世界
- 手品
- 絵画、音楽、詩、数字
- 銀河系、恒星、惑星
- 植物と動物
- 動物における非対称
- 人のからだ
- 少数派の左利き
- 結晶
- いろいろな分子
- 炭素
- 生きている分子
- 生命の起源
- 非対称性の起源
- 第四次元
- オズマの問題
- マッハのショック
「BOOKデータベース」 より