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ヨーロッパ冷戦史

山本健著

(ちくま新書, 1550)

筑摩書房, 2021.2

タイトル読み

ヨーロッパ レイセンシ

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内容説明・目次

内容説明

ヨーロッパはいかに二つの陣営に分断され、ベルリンの壁はどう築かれたか。ベルリンの壁崩壊から、なぜ分断が一挙に統合へと向かったのか。ドイツ問題を軸に、東西間の対立と緊張緩和の過程を描き、冷戦の国際政治力学を浮き彫りにする。さらには、軍事的・経済的な対立と緊張緩和が交錯するドラマが活写される。ブレグジットで欧州統合が大きな曲がり角を迎え、世界が再び地域主義の様相を呈しているいまこそ参照すべき、最新研究に基づく現代ヨーロッパ国際政治史入門

目次

  • 第1章 ヨーロッパの分断—一九四五〜四九年
  • 第2章 冷戦の軍事化と経済的分断—一九四九〜五三年
  • 第3章 二つのドイツと二つの同盟—一九五三〜五五年
  • 第4章 東西両陣営の動揺—一九五六〜五八年
  • 第5章 第二次ベルリン危機と同盟の分裂—一九五八〜六四年
  • 第6章 対話と軍拡の時代—一九六四〜六八年
  • 第7章 ヨーロッパ・デタント—一九六九〜七五年
  • 第8章 混在する緊張と緊張緩和—一九七六〜八四年
  • 第9章 終焉の始まり—一九八五〜八九年
  • 終章 ドイツ再統一とヨーロッパ分断の終焉—一九八九〜九〇年

「BOOKデータベース」 より

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