結核がつくる物語 : 感染と読者の近代
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結核がつくる物語 : 感染と読者の近代
岩波書店, 2021.1
- タイトル読み
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ケッカク ガ ツクル モノガタリ : カンセン ト ドクシャ ノ キンダイ
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注記
参考文献: p199-201
結核関連年表: 巻末p5-6
内容説明・目次
内容説明
自己責任論、あふれるデマ、自宅療養…。おびただしい数の「病んでいない者たち」の言説に囲まれながら、患者たちはどのように生きたのか。膨大な資料の間にこぼれ落ちてきた彼ら自身の声を聴く。
目次
- 序章 患者って誰のこと?
- 第1章 病気になるのは誰のせい?—国家と結核
- 第2章 空気が変わるとき—文化と結核
- 第3章 患者は特別なひと?—文学と結核
- 第4章 病むわたしの日常を綴る—書くことと結核
- 第5章 確かな情報はどこに?—患者とメディア
- 第6章 「病いはわたしを鍛える」—患者と修養
- 第7章 発信する、つながる、笑う—患者交流欄のしくみとはたらき
- 終章 わたしたちのからだは誰のものか
「BOOKデータベース」 より