書誌事項

原発事故自治体からの証言

今井照, 自治総研編

(ちくま新書, 1554)

筑摩書房, 2021.2

タイトル読み

ゲンパツ ジコ ジチタイ カラ ノ ショウゲン

大学図書館所蔵 件 / 157

注記

引用文献: p280-281

収録内容

  • 原発事故と自治体 / 今井照著
  • 大熊町で起きたこと、起きていること / 石田仁著
  • 浪江町で起きたこと、起きていること / 宮口勝美著
  • データから見た被災地自治体職員の一〇年 / 今井照著

内容説明・目次

内容説明

福島第一原発事故当時、現地の役場で何が起きていたのか。途方もない危機が迫っているにもかかわらず情報は乏しく、国や県からの指示もなく、事故対応マニュアルは役に立たない。そして水素爆発の重い音が町中を揺らした。事故の瞬間から避難、さらに復興に向けて、原発災害の過酷な状況に直面した自治体の職員が何を考え、何をしてきたか。石田仁(大熊町前副町長)、宮口勝美(浪江町前副町長)へのインタビューをもとにした証言に、研究者による解説を加えた貴重なドキュメント。

目次

  • 第1章 原発事故と自治体(「誘致」から事故が起きるまで;事故から避難まで;避難指示解除から現在まで)
  • 第2章 大熊町で起きたこと、起きていること(伝えたいこと—検証のための記録を残しておきたい;原発避難開始から三春へ;一〇〇キロ離れた会津へ;復興へのステップ;これからの大熊町)
  • 第3章 浪江町で起きたこと、起きていること(原発で変わった町—原子の火・地震・津波・避難;転々とする役場—津島から東和へ;議会、独自に動く;復興推進課長として—住民と国・県との間で;副町長として—馬場町長を支える)
  • 第4章 データから見た被災地自治体職員の一〇年(生活環境—事故前採用職員に強いストレス;職場環境—役場内で議論ができていない;健康被害—カスハラによるストレス;就労意欲—職員を支えるのも住民;事故後採用職員—町民との葛藤)

「BOOKデータベース」 より

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