書誌事項

考古学はどんな学問か

鈴木公雄著

(ちくま学芸文庫, [ス25-1])

筑摩書房, 2021.2

タイトル読み

コウコガク ワ ドンナ ガクモン カ

大学図書館所蔵 件 / 89

注記

東京大学出版会 2005年刊の文庫化

参考文献: p273

シリーズ番号はブックジャケットによる

収録内容

  • 考古学はどんな学問か
  • 無文字史学と文字史学
  • 今日の日本と旧石器捏造問題
  • 貝塚の調査
  • 魚骨の研究
  • 縄文人の食べ物
  • よみがえる縄文の文化伝統
  • 漆を使いこなした縄文人
  • 縄文工人の世界
  • 縄文人と数
  • 犬猫・大名・ぜに
  • 六道銭に見る江戸時代の銭貨流通
  • 手のひらの中の国家
  • 古戦場の考古学
  • 歴史考古学の発達と考古学の未来

内容説明・目次

内容説明

考古学は物的証拠を手掛かりに、過去の人々の行為を再現する学問だ。したがって石器時代や縄文・弥生などの古い時代だけでなく、近現代までもが研究対象となる。もちろん物的証拠も幅広く、銃弾といったものさえ証拠になる。犯罪捜査さながらにスリリングな学問であり、時には一国の歴史を書き換えることすらある。アメリカで長く国民的英雄とあがめられていた将軍の遺跡が、実は先住民への暴力の跡だったことが分かった「リトルビッグホーン古戦場」などは代表的事例だ。歴史の生き証人を足元から掘り起こす考古学。その魅力を余すことなく伝える、読んで楽しい入門書!

目次

  • 1 考古学はどんな学問か(考古学はどんな学問か—その現状と未来;無文字史学と文字史学;今日の日本と旧石器捏造問題)
  • 2 縄文文化を復元する(貝塚の調査;魚骨の研究;縄文人の食べ物;よみがえる縄文の文化伝統;漆を使いこなした縄文人;縄文工人の世界;縄文人と数)
  • 3 歴史考古学の広がり(犬猫・大名・ぜに;六道銭に見る江戸時代の銭貨流通;手のひらの中の国家;古戦場の考古学—最近のアメリカ歴史考古学の新しい試み;歴史考古学の発達と考古学の未来)

「BOOKデータベース」 より

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