『論語』 : 孔子の言葉はいかにつくられたか

書誌事項

『論語』 : 孔子の言葉はいかにつくられたか

渡邉義浩著

(講談社選書メチエ, 743)

講談社, 2021.2

タイトル別名

論語 : 孔子の言葉はいかにつくられたか

タイトル読み

『ロンゴ』 : コウシ ノ コトバ ワ イカニ ツクラレタカ

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注記

参考文献: p298-305

内容説明・目次

内容説明

孔子の言葉は一日にして成らず。春秋時代の弟子たちが残した師の言行は、口承で、あるいは竹簡や木簡によって紀元後に伝えられた。それはさらに時を経て、前漢から宋、江戸時代の日本に至るまで、儒教の思想家たちの強い意志と意図とともに編纂、継承され、ついに『論語』は東アジア最大の古典としてつくりあげられた。鄭玄、何晏から朱子までの儒家、江戸の伊藤仁斎、荻生徂徠らはあるべき聖賢の思想をいかに追い求めたか。『論語』テキストの系譜を、ひとつの思想史として描き出す!

目次

  • 第1章 『論語』はいつできたのか—成立過程の謎を追う
  • 第2章 孔子の生涯と弟子たち
  • 第3章 孔子は『易』を読んだのか—『論語』の形成と「三論」
  • 第4章 矛盾なき体系を求めて—鄭玄の『論語注』
  • 第5章 「道」という原理—何晏の『論語集解』
  • 第6章 継承されたものと失なわれたもの—皇侃の『論語義疏』と〓〓の『論語注疏』
  • 終章 「古注」と「新注」—朱熹『論語集注』と江戸儒学
  • 『論語集解』抄訳

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC0551636X
  • ISBN
    • 9784065223796
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    305p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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