震災復興の地域社会学 : 大熊町の一〇年

書誌事項

震災復興の地域社会学 : 大熊町の一〇年

吉原直樹著

白水社, 2021.3

タイトル別名

震災復興の地域社会学 : 大熊町の10年

タイトル読み

シンサイ フッコウ ノ チイキ シャカイガク : オオクママチ ノ ジュウネン

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注記

被災者それぞれの「生」に寄り添う支援のあり方とは-。自身も被災した都市社会学者が、コミュニティに分け入り、行政の復興政策から零れ落ちる被災者の営みを追いかけた10年の記録。

収録内容

  • 大熊町、九年六カ月後の「いま」
  • ポスト三・一一は虚妄か?
  • 小文字の復興のために
  • 誰のためのコミュニティ施策か
  • 出会いの可能性
  • 復興へのささやかな希望
  • ふるさと幻想を超えて
  • ゆらぐ墓石と多様化する葬送形態
  • 震災アーカイブと外に向かう復興文化
  • 「犠牲のシステム」とコ・プレゼンスの可能性
  • 防災と多様な知の相克
  • 「地域専門家」のひとつのかたち
  • 希望の不定形な「かたち」

内容説明・目次

内容説明

被災者それぞれの「生」に寄り添う支援のありかたとは…“小文字の復興”という視座。

目次

  • 大熊町、九年六カ月後の「いま」
  • 第1部 復興施策のなかのコミュニティ(ポスト三・一一は虚妄か?—オオクマはどう変わったか;小文字の復興のために—コミュニティの再審に向けて;誰のためのコミュニティ施策か—絆補助金制度の虚と実)
  • 第2部 希望をつむぐ(出会いの可能性—サロン/ポストサロンにおける二つの時間;復興へのささやかな希望—会津会と「會空」をめぐる人びと;ふるさと幻想を超えて—「おおくまふるさと塾」の活動をめぐって;ゆらぐ墓石と多様化する葬送形態—「人間の尊厳性」をもとめて;震災アーカイブと外に向かう復興文化—震災をめぐる記憶をめぐって)
  • 第3部 希望の底にあるもの(「犠牲のシステム」とコ・プレゼンスの可能性—原発事故被災者と支援者の間;防災と多様な知の相克—社会学からの知の連携への一視点;「地域専門家」のひとつのかたち—中間貯蔵施設に向き合う人びと)
  • 希望の不定形な「かたち」

「BOOKデータベース」 より

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