書誌事項

三木清

三木清著 ; 森一郎編

(ちくま学芸文庫, [キ29-3] . 近代日本思想選||キンダイ ニホン シソウセン)

筑摩書房, 2021.3

タイトル読み

ミキ キヨシ

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注記

シリーズ番号はブックジャケットによる

三木清年譜: p609-615

収録内容

  • パスカルに於ける人間の研究〈抄〉
  • 解釈学的現象学の基礎概念
  • 人間学のマルクス的形態
  • マルクス主義と唯物論
  • ハイデッゲル教授の想い出
  • 歴史哲学〈抄〉
  • アリストテレス形而上学〈抄〉
  • 西田哲学の性格について
  • 哲学的人間学〈抄〉
  • 構想力の論理〈抄〉
  • 技術哲学〈抄〉
  • 人生論ノート〈抄〉
  • ハイデッガーと哲学の運命
  • 時代と道徳〈抄〉
  • 知識階級と政治
  • 解釈学と修辞学
  • 東亜思想の根拠
  • 西田先生のことども
  • 戦時認識の基調
  • 三木清氏と三木哲学 / 戸坂潤著
  • 三木清の思い出 / 林達夫著
  • 三木清君について / 波多野精一著
  • 哲学者としての三木清 / 谷川徹三著
  • 三木君と個性 / 中井正一著

内容説明・目次

内容説明

活動的に哲学するとはいかなることか—。戦前日本を代表する知性として思想界を牽引した三木清。非業の死によりその哲学は未完に終わったが、それゆえに今日なお可能性を示唆してやまない。ハイデッガーからの決定的影響、マルクス主義の哲学的掘り下げ、そこから前景に浮かび上がる歴史という問題、そして同時代の政治への関与。三木の思考には時代との格闘の跡が生々しく刻印されている。本書は、主著『歴史哲学』などを中心に、1920年代の前期から30年代以降の後期まで、三木哲学の新たな読解に資するテクストを精選して構成。未来の思考を切り拓く力をいまここに伝える。

目次

  • 1 ハイデッガーからパスカル、マルクスへ(パスカルに於ける人間の研究(抄);解釈学的現象学の基礎概念 ほか)
  • 2 歴史哲学、アリストテレスと西田(ハイデッゲル教授の想い出;歴史哲学(抄) ほか)
  • 3 哲学的人間学、制作と技術(哲学的人間学(抄);構想力の論理(抄) ほか)
  • 4 哲学と政治、もしくは行為的直観のゆくえ(ハイデッガーと哲学の運命;時代と道徳(抄) ほか)
  • 関連論考(戸坂潤「三木清氏と三木哲学」;林達夫「三木清の思い出」 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC06039958
  • ISBN
    • 9784480510389
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    615p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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