小児がん病棟の子どもたち : 医療人類学とナラティヴの視点から : フィールドワーク
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小児がん病棟の子どもたち : 医療人類学とナラティヴの視点から : フィールドワーク
遠見書房, 2021.3
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「フィールドワーク」小児がん病棟の子どもたち : 医療人類学とナラティヴの視点から
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ショウニガン ビョウトウ ノ コドモ タチ : イリョウ ジンルイガク ト ナラティヴ ノ シテン カラ : フィールド ワーク
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Note
青弓社 2003年刊に第9章・第10章を新たに加え、再編集したもの
文献一覧: p233-235
Description and Table of Contents
Description
本書は、小児がん病棟における患児らの言動・行動を中心に、小児がん病棟世界に関わる人々の語りと行動を記録したフィールドワークをまとめたものである。子ども同士、親、医師、ナースらのやりとりが、どのように小児がん病棟というコミュニティを構成してゆくのか。著者はナース・ステーションを基地として参与観察を行い、子どもらとの遊びとおしゃべり、親や医療者との会話を通して、その成り立ちを明らかにしてゆく。子どもたちが幸せに過ごすために見えてきたものは?「小児がん病棟の子どもたち」(2003)に、新たにナラティヴをキーワードにした考察と、リメンバリング技法を用いた心理的支援(グリーフワーク)の章を加えた新訂増補版。
Table of Contents
- 第1章 はじまりの語り
- 第2章 フィールドに向かって
- 第3章 病棟社会の構成
- 第4章 自分の病気を知ること/知らないでいること
- 第5章 終末期、そして子どもの死
- 第6章 「ふり」をする母親
- 第7章 タブーを排除すること、あるいは不安と恐怖について
- 第8章 「社会的な死」を招来しないための関係構造
- 第9章 ナラティヴ・コミュニティとしての病棟社会—言語と知覚、そして認識、それによる体験の内在化と排除
- 第10章 心理的支援への視座—小児がんの病棟社会の「状況・位相」から心理的支援とグリーフワークのありようを考える
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