建築家として生きる : 職業としての建築家の社会学 Life as an architect : sociology of professional architects

著者

• 松村, 淳 マツムラ, ジュン

書誌事項

建築家として生きる : 職業としての建築家の社会学 = Life as an architect : sociology of professional architects

松村淳著

（関西学院大学研究叢書, 第222編）

晃洋書房, 2021.3

タイトル別名

建築家として生きる : 職業としての建築家の社会学

タイトル読み

ケンチクカ トシテ イキル : ショクギョウ トシテノ ケンチクカ ノ シャカイガク

注記

日本の建築家はいかにつくられ、継承されてきたのか。現場の建築家たちはこの職業とどう向き合い、実践してきたのか。さまざまな建築家の姿を、背景にある時代性とともに考察し、その輪郭を描きだす。

博士学位請求論文「現代日本における<建築家>の社会学的研究 : 後期近代社会における専門職の位置づけとその変容をめぐって」(関西学院大学, 2017年提出) を大幅に加筆修正し再構成したもの

文献: 巻末p9-15

内容説明・目次

内容説明

日本の建築家はいかにつくられ、継承されてきたのか。現場の建築家たちはこの職業とどう向き合い、実践してきたのか。建築家という存在そのものがゆらぎはじめている現代で、建築家として働く市井の人たちは、どのように考え、働き、生きているのか。さまざまな建築家の姿を、背景にある時代性とともに考察し、その輪郭を描きだす。

目次

• 建築家の分析枠組み
• 第１部　建築家の生成と変容をめぐって（職能の確立と消費社会との関連性；「スター文化人」としての建築家の誕生）
• 第２部　「建築家のエートス」と職業としての建築家（「建築家のエートス」を涵養する場としての大学—標準化されない技術の習得を通したエートスの獲得過程；建築家になる；建築家として生きていく；建築家ではない設計者たちの職業世界；建築士受験のセルフエスノグラフィ）
• 第３部　後期近代と建築家の変容（脱埋め込み化の進行と建築家の役割の変容—一九七〇年代以降の建築と都市をめぐる状況から；コンピュータ・テクノロジーの進展と建築家の職能の変容；「脱エートス」の建築家像と後期近代）
• 後期近代と建築家のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BC06516445
• ISBN:
  • 9784771034754
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 出版地: 京都
• ページ数/冊数: ix, 287, 15p
• 大きさ: 22cm
• 分類:
  • NDC9 : 520.9
  • NDC10 : 520.9
  • NDLC : KA81
  • NDC10 : 520.28
• 件名:
  • BSH : 建築家
  • NDLSH : 建築家 -- 日本
• 親書誌ID:
  • BN00329180