日本の男性不妊 : 当事者夫婦の語りから
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日本の男性不妊 : 当事者夫婦の語りから
晃洋書房, 2021.4
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ニホン ノ ダンセイ フニン : トウジシャ フウフ ノ カタリ カラ
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注記
博士論文「現代日本における男性不妊の位置づけ : 当事者夫婦の語りから」(お茶の水女子大学, 2020年) を加筆、修正したもの
文献: 巻末p5-14
内容説明・目次
内容説明
彼らは、不妊をどう経験するのか。なぜ男性の不妊は語り得ないのか。その背景に何があるのか。男性本人とそのパートナー、さらには泌尿器科医へのインタビューで得た当事者の語りをもとに考察。男性不妊を「妻の問題」として、男性個人にとっての身体の問題としてではなく、「夫婦関係の問題」として捉え直し、いまだ根強い「不妊は女性の問題」というジェンダー・バイアスに楔を打ち込む。竹村和子フェミニズム基金助成獲得作品。
目次
- 本書の背景と目的
- 第1部(男性不妊の医療化と専門医の台頭;先行研究と本書の位置づけ;対象と方法)
- 第2部(男性は自らに不妊をどのように経験するのか—夫の経験の考察;不妊治療における男性身体の意味づけ—身体経験の考察;女性は夫の不妊とどう向き合うのか—妻の経験の考察;男性不妊の開示をめぐる夫婦の戦略)
- 現代日本の男性不妊
「BOOKデータベース」 より