文豪たちの住宅事情 : 住んだ家、住んだ土地から見えてくる文豪たちの人生と文学

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書誌事項

文豪たちの住宅事情 : 住んだ家、住んだ土地から見えてくる文豪たちの人生と文学

田村景子編著 ; 小堀洋平, 田部知季, 吉野泰平著

笠間書院, 2021.5

タイトル別名

文豪たちの住宅事情 : 住んだ家住んだ土地から見えてくる文豪たちの人生と文学

タイトル読み

ブンゴウ タチ ノ ジュウタク ジジョウ : スンダ イエ、スンダ トチ カラ ミエテ クル ブンゴウ タチ ノ ジンセイ ト ブンガク

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注記

出典・参考あり

収録内容

  • 島崎藤村 : 「家」との格闘、旅人の「宿」 / 小堀洋平著
  • 萩原朔太郎 : 「永遠の漂泊者」は家郷を憎み愛した / 田村景子著
  • 宮沢賢治 : 田園・生活・芸術を総合する拠点として / 吉野泰平著
  • 太宰治 : 家など、どうでもいいことではないか / 吉野泰平著
  • 寺山修司 : 「母」の呪縛から逃れながら / 田部知季著
  • 与謝野晶子 : 貧しくも、歌と家族と暮らす家 / 田部知季著
  • 石川啄木 : 東京と故郷、憧れに生きた貧しい暮らし / 田部知季著
  • 江戸川乱歩 : 夢幻の世界へ通じる「幻影城」 / 吉野泰平著
  • 小林多喜二 : 壁と壁と壁と壁に囲まれた「アパアト」 / 吉野泰平著
  • 林芙美子 : 家を建てることは、旅をしているようなもの / 吉野泰平著
  • 中原中也 : あてどない詩心の居場所 / 田部知季著
  • 中島敦 : 放浪と横浜の家、そして放浪 / 吉野泰平著
  • 森鷗外 : 「普請中」の日本に住む / 小堀洋平著
  • 夏目漱石 : 借家住まいの書斎から / 小堀洋平著
  • 島村抱月 : 書斎の頽廃、劇場への情熱 / 小堀洋平著
  • 樋口一葉 : 首都東京の借屋から世の中へ戦を仕掛ける / 田村景子著
  • 田山花袋 : 「東京」と「野」のあいだの家 / 小堀洋平著
  • 永井荷風 : 夢を生きる家、冒険への出発点 / 小堀洋平著
  • 志賀直哉 : 「実用」を極めた先にある居心地よい家 / 吉野泰平著
  • 谷崎潤一郎 : 転居を繰り返した家道楽 / 吉野泰平著
  • 芥川龍之介 : 激動する時代の流れに臨む書斎 / 小堀洋平著
  • 佐藤春夫 : 書斎から「異形の花」を咲かせる / 小堀洋平著
  • 川端康成 : 鎌倉で聞いた「山の音」から遠くはなれて / 田村景子著
  • 松本清張 : ナメクジのはうバラックから浜田山の豪邸へ / 吉野泰平著
  • 正岡子規 : 転々とした学生時代と根岸の病床 / 田部知季著
  • 泉鏡花 : 玄関番としての青春、文人町での安住 / 田部知季著
  • 斎藤茂吉 : 歌人として、精神科医として / 田部知季著
  • 室生犀星 : 人と交わり、庭と語らう / 田部知季著
  • 堀辰雄 : 母のいた向島から、第二のふるさと軽井沢へ / 田村景子著
  • 水上勉 : 闇のなか、郷里の竹の音が聞こえる / 田村景子著
  • 田端、馬込、阿佐ヶ谷、三鷹・・・文士村ができた理由 / 田部知季著
  • 円本ブームにみる家とお金の関係 / 吉野泰平著
  • 軽井沢文壇には文豪しかいない? / 田村景子著

内容説明・目次

内容説明

なぜ彼らは「そこ」に住んだのか？

目次

  • 第１部　ふるさとへの愛憎（島崎藤村—「家」との格闘、旅人の「宿」；萩原朔太郎—「永遠の漂泊者」は家郷を憎み愛した　ほか）
  • 第２部　放浪しながら書く（与謝野晶子—貧しくも、歌と家族と暮らす家；石川啄木—東京と故郷、憧れに生きた貧しい暮らし　ほか）
  • 第３部　執筆の場を定めて（森〓外—「普請中」の日本に住む；夏目漱石—借家住まいの書斎から　ほか）
  • 第４部　終の棲家へ（正岡子規—転々とした学生時代と根岸の病床；泉鏡花—玄関番としての青春、文人町での安住　ほか）

「BOOKデータベース」 より

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