24フレームの映画学 : 映像表現を解体する
著者
書誌事項
24フレームの映画学 : 映像表現を解体する
晃洋書房, 2021.5
- タイトル別名
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Cinema studies in 24 frames : dismantling film expression
- タイトル読み
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24フレーム ノ エイガガク : エイゾウ ヒョウゲン オ カイタイ スル
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内容説明・目次
内容説明
映画はもはや、映画館で「注視」することが主流の視聴モードではない。一回性は失われ、いつでも繰り返して観ることが可能になった。さらには「ながら見」や移動中など、「気散じ」的な視聴モードも一般化し、映画の時間・空間は、その構造の変化を余儀なくされている。いま、映画はどう論じうるだろうか。映画の誕生からその文法までを丁寧に紐解き、さまざまな映像表現を真摯に見つめ、フレームの奥深い内部だけでなく、フレームの外部や裏側まで思考を重ねる。映像表現の醍醐味に光をあてなおす、まったく新しい映像論。
目次
- 序説—映像表現論
- 第1章 映画とは何か
- 第2章 映画の視線
- 第3章 映画の編集
- 第4章 映画の音響
- 第5章 映画の境界
- 第6章 映画の形態
- 第7章 アニメーションの表現
- 第8章 アニメーションの現在
- 第9章 文学の映画化—遠藤周作『沈黙』のアダプテーション
- 第10章 アニメ・リメイク—『打ち上げ花火、横から見るか?下から見るか?』
- 結論—映像の快楽
「BOOKデータベース」 より