書誌事項

認知症そのままでいい

上田諭著

(ちくま新書, 1584)

筑摩書房, 2021.7

タイトル読み

ニンチショウ ソノママ デ イイ

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注記

参考文献 : p216-218

内容説明・目次

内容説明

日本の人口の4人に1人が高齢者となった現在、高齢者の5人に1人(85歳以上ならほぼ2人に1人)は認知症という状況である。認知症は老いた人の脳に起こる「自然な現象」であり、受容し悲観しないことが、介護する人・される人双方にとって幸せにあるためのスタート地点である。本書では、治らなくていい、と心から思えるように気持ちや見方を切り替え、認知症の人を助け、いたわり、共にできることを、認知症を専門とする精神科医の立場から考える一冊である。

目次

  • 序章 認知症を喜んで受け入れること(認知症は「特別な病気」ではない;堂々と認知症になれる社会へ)
  • 第1章 認知症の大誤解(認知症は予防できない、治らない;早期発見しても治す薬はない;注意することで記憶はよくならない;認知症の人は明るく、元気である)
  • 第2章 認知症の人の行動をよみとく(行動心理症状(BPSD)とは何か;一日中の物探し;物盗られ妄想;近しい人を間違える;あてもなく歩き回る徘徊)
  • 第3章 認知症の人を受け入れ、向き合うために(本人の話を聴く;認知症のレッテルを貼らない;人として尊重すること)
  • 第4章 認知症をめぐる難題をときほぐす(監視・身体拘束をどう考えるか;認知症へのとらわれと誤診;医者にどう頼るべきか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC08354774
  • ISBN
    • 9784480074096
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    222p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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