モダニティと自己アイデンティティ : 後期近代における自己と社会
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書誌事項
モダニティと自己アイデンティティ : 後期近代における自己と社会
(ちくま学芸文庫, [キ32-1])
筑摩書房, 2021.8
- タイトル別名
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Modernity and self-identity : self and society in the late modern age
モダニティと自己アイデンティティ : 後期近代における自己と社会
- タイトル読み
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モダニティ ト ジコ アイデンティティ : コウキ キンダイ ニオケル ジコ ト シャカイ
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注記
ハーベスト社2005年刊を文庫化
原タイトル: Modernity and self-identity
叢書番号はブックジャケットによる
文献: p421-423, p453-455
内容説明・目次
内容説明
後期近代において、個人は特定の場所や宗教、慣習から切り離され、グローバルな社会と相互に繋がるようになった。常に新たな情報に開かれ、継続的な変化が前提となる時代に、自己アイデンティティは外的準拠点を失い、その物語を自ら構成しつづけることでのみ保たれる「再帰的プロジェクト」となる。それは、不確実で多様な選択肢の中から「いかに生きるべきか」を選び続ける重荷を自己に課すものでもあった。精神分析、心理学、社会学など多分野の研究をもとに独自の理論的枠組みを作り上げ、近代的自己の持つ可能性と苦難を読み解いた現代的古典。
目次
- 第1章 ハイ・モダニティの輪郭
- 第2章 自己:存在論的安心と実存的不安
- 第3章 自己の軌跡
- 第4章 宿命、リスク、安心
- 第5章 経験の隔離
- 第6章 自己の苦難
- 第7章 ライフ・ポリティクスの登場
「BOOKデータベース」 より