書誌事項

多様な子どもの近代 : 稼ぐ・貰われる・消費する年少者たち

元森絵里子 [ほか] 著

(青弓社ライブラリー, 102)

青弓社, 2021.8

タイトル別名

多様な子どもの近代 : 稼ぐ貰われる消費する年少者たち

タイトル読み

タヨウナ コドモ ノ キンダイ : カセグ・モラワレル・ショウヒ スル ネンショウシャ タチ

大学図書館所蔵 件 / 147

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注記

その他の著者: 高橋靖幸, 土屋敦, 貞包英之

参考文献あり

収録内容

  • 子ども観の近代性と多様性への視角 / 元森絵里子著
  • 「稼ぐ子ども」をめぐるポリティクス / 元森絵里子著
  • 貰い子たちのゆくえ / 高橋靖幸著
  • 孤児、棄児・浮浪児の保護にみる「家庭」/「教育」 / 土屋敦著
  • 消費する年少者と家族の戦略 / 貞包英之著
  • 多様性としての近代から現代へ / 元森絵里子著

内容説明・目次

内容説明

フィリップ・アリエス『“子供”の誕生』は、子どもを保護し教育すべきと見なす感覚が歴史的なものだと明らかにした。戦前期日本の年少者の生とそれを取り巻く言説や制度を掘り起こし、「誕生」という単純な図式では捉えられない多様な子どもの近代に光を当てる。

目次

  • はじめに—二〇二〇年代初頭の光景から
  • 序章 子ども観の近代性と多様性への視角—「誕生」図式を問い直す
  • 第1章 「稼ぐ子ども」をめぐるポリティクス—児童保護をめぐる多様な論理
  • 第2章 貰い子たちのゆくえ—昭和戦前期の児童虐待問題にみる子どもの保護の接合と分散
  • 第3章 孤児、棄児・浮浪児の保護にみる「家庭」/「教育」—戦前期の東京市養育院での里親委託の軌跡から
  • 第4章 消費する年少者と家族の戦略—「活動写真」から「映画」へ
  • 終章 多様性としての近代から現代へ

「BOOKデータベース」 より

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