児童養護施設施設長殺害事件 : 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴
著者
書誌事項
児童養護施設施設長殺害事件 : 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴
(中公新書ラクレ, 743)
中央公論新社, 2021.10
- タイトル別名
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児童養護施設施設長殺害事件 : 児童福祉制度の狭間に落ちた子どもたちの悲鳴
- タイトル読み
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ジドウ ヨウゴ シセツ シセツチョウ サツガイ ジケン : ジドウ フクシ セイド ノ ハザマ ニ オチタ 「コドモ」 タチ ノ ヒメイ
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注記
参考資料: p245-246
内容説明・目次
内容説明
未成熟なまま施設を「卒業」し、孤独の海でもがく若者を救え!虐待を受けた子ども、身寄りのない子どもたちが暮らす児童養護施設。2019年、児童養護施設の元入所者が、誰よりも自分に救いの手を差しのべた施設長を殺害。不可解な事件の背景には児童福祉制度の構造的な問題があった。どんな境遇に生まれようが、子どもには等しく未来があるはずだ。そんな思いで筆者は立ち上がった。NHK総合「事件の涙 未来を見せたかった—児童養護施設長殺害事件」をもとに執筆した渾身のルポルタージュ。
目次
- 第1章 施設長殺害事件の衝撃—刺したのは元入所者だった…
- 第2章 児童養護施設の実像
- 第3章 “アフターケア”の先に待ち受けていた事件—深層には何があったのか
- 第4章 施設の子どもたちが陥る苦境—“原則18歳で退所”の代償
- 第5章 施設の子どもたちの社会的自立をどう支えるのか
- 第6章 積み残された課題—これからの社会的養護に求められるもの
「BOOKデータベース」 より