書誌事項

見捨てられる「いのち」を考える : 京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから

安藤泰至, 島薗進編著 ; 川口有美子, 大谷いづみ, 児玉真美著

晶文社, 2021.10

タイトル別名

見捨てられるいのちを考える : 京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから

京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージから見捨てられる「いのち」を考える

タイトル読み

ミステラレル「イノチ」オ カンガエル : キョウト ALS ショクタク サツジン ト ジンコウ コキュウキ トリアージ カラ

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注記

関連書籍ガイド: p257-260

収録内容

  • 「安楽死」「尊厳死」の危うさ / 安藤泰至著
  • ALS患者の「死ぬ権利」? / 川口有美子著
  • 医療が死を早めてよいのか? / 島薗進著
  • 殺される/殺すのはだれか? / 安藤泰至著
  • 〈間〉の生を聴く/〈間〉の生を語る / 大谷いづみ著
  • いのちの選別をめぐって何が起きていたのか? / 島薗進著
  • ディスカッション
  • 生命倫理問題における「当事者」の再考 / 安藤泰至著
  • 家族に「殺させる」社会を生きる / 児玉真美著
  • 医療資源について語るとき考えなければならないこと / 島薗進著
  • ディスカッション

内容説明・目次

内容説明

2020年7月、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者に薬物を投与したとして、ふたりの医師が嘱託殺人の容疑で逮捕された。同じ年、コロナ禍で医療が逼迫するなか、人工呼吸器をどの患者に優先して使うべきかの議論が紛糾。医療がひとの生命を縮めうるという事実に、私たちは直面せざるを得なくなった。研究者として当事者として支援者として、死生学や生命倫理に長らく携わってきた著者たちが緊急セミナーで結集。安楽死・尊厳死、そして優生思想をめぐり、先走っていく世論に警鐘を鳴らす。

目次

  • 第1部 京都ALS嘱託殺人と人工呼吸器トリアージ(「安楽死」「尊厳死」の危うさ;ALS患者の「死ぬ権利」?;医療が死を早めてよいのか?)
  • 第2部 「安楽死」「尊厳死」言説といのちの学び(殺される/殺すのはだれか?;“間”の生を聴く/“間”の生を語る;いのちの選別をめぐって何が起きていたのか?)
  • 第3部 「死」へと追い詰められる当事者たち(生命倫理問題における「当事者」の再考;家族に「殺させる」社会を生きる;医療資源について語るとき考えなければならないこと)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC10584256
  • ISBN
    • 9784794972804
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    260p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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