書誌事項

述語づけと発生 : シェリング『諸世界時代』の形而上学

W. ホグレーベ [著] ; 浅沼光樹, 加藤紫苑訳

(叢書・ウニベルシタス, 1134)

法政大学出版局, 2021.12

タイトル別名

Prädikation und Genesis : Metaphysik als Fundamentalheuristik im Ausgang von Schellings "Die Weltalter"

述語づけと発生 : シェリング諸世界時代の形而上学

タイトル読み

ジュツゴズケ ト ハッセイ : シェリング『ショセカイ ジダイ』ノ ケイジジョウガク

大学図書館所蔵 件 / 118

この図書・雑誌をさがす

注記

原著 (Suhrkamp, c1989) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

マルクス・ガブリエルの師である哲学者ホグレーベの代表作。未完の遺稿『諸世界時代』の解釈を通して、シェリング哲学の現代的意義を明らかにする一冊。「世界は存在しない」というガブリエルの主張の源泉にも溯りながら、シェリング思想の核心へ導いてゆく。待望の初邦訳。

目次

  • 第1章 序
  • 第2章 シェリングとダンテ—シェリングの思惟へのひとつの導入(ダンテ読書会;新しい神話の理念;自然についての壮大な詩;ダンテに対するシェリングの関心;シェリングは〈新しい神話〉を詩の形式で表現することを断念する;ダンテは『諸世界時代』にとって理想の意味を持つ;『諸世界時代』の論証を再構成するという課題)
  • 第3章 『諸世界時代』の再構成への移行—述語づけの理論と形而上学(形而上学と述語づけの成功条件;形而上学と述語づけの妥当条件;形而上学と述語づけの存在条件;述語づけの開始条件—超越論的理想に関するカントの理論;シェリングと超越論的理想に関するカントの理論との関連;述語的素粒子の理論について)
  • 第4章 述語づけと発生—『諸世界時代』(『諸世界時代』の“述語づけの理論”的アプローチ;根源的否定と根源的肯定;述語的回転;カオスから秩序へ;自己組織化と統一;シェリングの世界公式;理性と狂気)
  • 第5章 後記

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ