子ども観と教育の歴史図像学 : 新しい子ども学の基礎理論のために
Author(s)
Bibliographic Information
子ども観と教育の歴史図像学 : 新しい子ども学の基礎理論のために
新曜社, 2021.12
- Other Title
-
A historical iconography of children, childhood and education in European society : for the basic theories of new child studies
- Title Transcription
-
コドモカン ト キョウイク ノ レキシ ズゾウガク : アタラシイ コドモガク ノ キソ リロン ノ タメ ニ
Available at / 169 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Contents of Works
- 子ども図像の系譜を求めて
- 自然の子ども/子どもの自然
- ヨーロッパの伝統的子育て
- 子どもの遊びの社会史
- 子どもの生命観の変容
- ヨーロッパ史における父親像と父性論
- ヨーロッパ史における母親像と母性論
- 人生の諸時期の伝統と子ども期の年齢構造
- 子ども観の非連続と連続
- 「子どもの発見」論の再検討
- 新しい子ども学と家族戦略
Description and Table of Contents
Description
多産多死から少子化へ、資産から負債へ。近代の子ども観はどう変貌してきたか。子どもの誕生・成長・発達、遊びと労働、育児習俗と捨て子、母性と父性、家族と学校など、西洋近代絵画を中心に魅力あふれる子ども図像史を辿り、21世紀の教育と福祉を包摂する新しい子ども学の課題と展望を示す。
Table of Contents
- 第1部 子ども観と教育の図像史(子ども図像の系譜を求めて—近代のヨーロッパとアメリカ絵画をてがかりに;自然の子ども/子どもの自然—ヘレン・アリンガムの子ども表現;ヨーロッパの伝統的子育て—習俗から科学へ;子どもの遊びの社会史—ステラの『子ども遊戯図』をてがかりに;子どもの生命観の変容—「あきらめる生命」から「守る生命」へ ほか)
- 第2部 子ども観と教育の学説をめぐって(子ども観の非連続と連続—アリエス・パラダイム以降五〇年の子ども観の社会史研究;「子どもの発見」論の再検討—捨て子・野生児・自然児;新しい子ども学と家族戦略—子どもの価値転換の時代を見すえて)
by "BOOK database"