病む・癒す
著者
書誌事項
病む・癒す
(生態人類学は挑む, Session ; 3)
京都大学学術出版会, 2021.12
- タイトル別名
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病む癒す
- タイトル読み
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ヤム・イヤス
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注記
参考・参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
進化はなぜ、病を克服してこなかったのか?コロナ禍に見舞われる今、ヒトと病の闘争と共生を問い直す。チンパンジーの病から、伝統医療、人間集団の環境への適応と進化まで…。
目次
- 第1部 霊長類の病む・癒す(ルビー一家の闘病記—野生チンパンジーの「病い」の経験と病原体を介した「人間」との混淆;医療診断なきチンパンジー社会の「障害」について)
- 第2部 個体を脅かす狭義の病(狩猟採集社会における健康と医療—バカが膨大な薬の知識をもつ理由;パプアニューギニア北西部沿岸に住む人びとの病気と治療行動 ほか)
- 第3部 社会を脅かす広義の病(先史時代の「病み」—縄文人の口腔病理からみえる食生活;ミルクから見る適応と進化—フィリピンにおける水牛ミルク摂取と乳糖不耐症 ほか)
- 第4部 他集団との共存(新たな環境への適応過程—タイにおける焼畑民モンの移住と生業変化;野生の保護動物との事故—スリランカ中部乾燥地帯におけるヒト・ゾウ紛争)
- 「病む・癒す」が持つ意味
「BOOKデータベース」 より