図説ダイヤモンドの文化史 : 伝説、通貨、象徴、犯罪まで
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書誌事項
図説ダイヤモンドの文化史 : 伝説、通貨、象徴、犯罪まで
原書房, 2022.1
- タイトル別名
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Rocks, ice and dirty stones : diamond histories
ダイヤモンドの文化史 : 図説 : 伝説通貨象徴犯罪まで
- タイトル読み
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ズセツ ダイヤモンド ノ ブンカシ : デンセツ、ツウカ、ショウチョウ、ハンザイ マデ
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注記
原書 (London : Reaktion Books, 2017) の全訳
参考文献: pxxix-xxxii
内容説明・目次
内容説明
ダイヤモンドの格別な美しさを手に入れようと、古代より欲望に駆られた人々は貴石の眠る大蛇だらけの谷を旅し、天文学的な金を動かし、戦争で血を流してきた。なぜそれほどまでに、人は「永遠不滅」の石を求めるのか?本書では、古代・中世のダイヤモンドにまつわる伝説にも眼を向け、デビアス社が「ダイヤモンドは永遠の輝き」と謳うはるか古来より、人々が宗教、哲学、芸術において「叡智と不変性」のシンボルとして利用してきたことを、美術史家ならではの視点で解き明かす。そして、人種隔離政策や“紛争ダイヤモンド”といった負の歴史、世界的に有名な“コー・イ・ヌール”やマリー・アントワネットの首飾り事件、ナオミ・キャンベルを巻き込んだ「血のダイヤ」事件といった、ダイヤとは切っても切れない犯罪事例についても触れることで、人とダイヤモンドとの深い歴史を広く本質的にとらえていく。
目次
- 1章 ダイヤモンドと帝国(インド;ブラジル ほか)
- 2章 ダイヤモンドビジネス(カッティングと研磨;一七世紀から一八世紀にかけての国際取引 ほか)
- 3章 ダイヤモンドの形状・模様・象徴(もともとの「ダイヤ」の形;ヨーロッパの建築と装飾 ほか)
- 4章 ダイヤモンドは女の子の親友—贅沢品であり必需品でもあるダイヤモンド(ダイヤモンドを手に入れる女性;ダイヤモンドと贅沢 ほか)
- 5章 ダイヤモンドと犯罪(近世におけるオールド・ベイリーの判例;近世のダイヤモンド強奪 ほか)
「BOOKデータベース」 より