説話文学と古典教育 : 理論と実践の往還をめざして

著者

    • 菅原, 利晃 スガワラ, トシアキ

書誌事項

説話文学と古典教育 : 理論と実践の往還をめざして

菅原利晃著

(シリーズ扉をひらく, 7)

和泉書院, 2021.12

タイトル読み

セツワ ブンガク ト コテン キョウイク : リロン ト ジッセン ノ オウカン オ メザシテ

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注記

文献あり

収録内容

  • 説話文学を教えるということ
  • 説話と評語
  • 評語の伝承
  • 教訓の伝承
  • 資料『十訓抄』『寝覚記』共通話における評語一覧
  • 説話と教訓
  • 説話と注釈
  • 説話と伝承
  • 『宇治拾遺物語』の授業. 1 「想像力」を育む古文の学習指導
  • 『宇治拾遺物語』の授業. 2 古典の「言語遊戯〈言葉遊び〉」について調べさせ、クイズ形式で報告させる授業
  • 『古事談』の授業
  • 『古今著聞集』『沙石集』『宇治拾遺物語』『今昔物語集』の授業
  • 動物説話の授業. 1 動物説話とは何か
  • 動物説話の授業. 2 動物説話の教材化と協同学習
  • 動物説話の授業. 3 動物説話における「見方・考え方」
  • 「見方・考え方」を働かせる古典の授業
  • 「教材を」「教材で」から「教材に」「教材と」学ぶへ

内容説明・目次

内容説明

教訓説話・世俗説話・動物説話の“類型”に焦点をあて、説話の教訓性・伝承性・奇異・親しみといった“特性”について考察し、理論に基づいて授業実践を行い検証を試みる。本書の研究は、新しい高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)の「古典探究」において、古典の中の「先人のものの見方、感じ方、考え方」に親しみ、それをもとに「自分のものの見方、感じ方、考え方を豊かに」し、現代とのつながりという視点から“古典を読むことの意義と効用について理解を深める”という点で活用できる。

目次

  • 序章 説話文学を教えるということ—理論と実践の往還とはどのようなことか
  • 第1章 教訓説話と伝承—説話の実相(1)
  • 第2章 伝説・説話と受容—説話の実相(2)
  • 第3章 世俗説話と奇異・滑稽—説話の授業実践(1)
  • 第4章 動物説話と親しみ—説話の授業実践(2)
  • 結章 説話文学で教えるということ—理論と実践の往還にもとづく古典の授業

「BOOKデータベース」 より

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