日本美術の核心 : 周辺文化が生んだオリジナリティ

書誌事項

日本美術の核心 : 周辺文化が生んだオリジナリティ

矢島新著

(ちくま新書, 1633)

筑摩書房, 2022.2

タイトル別名

日本美術の核心 : 周辺文化が生んだオリジナリティ

タイトル読み

ニホン ビジュツ ノ カクシン : シュウヘン ブンカ ガ ウンダ オリジナリティ

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注記

主要参考文献: p280-284

内容説明・目次

内容説明

西欧や中国の美術はいわゆるファインアート、権力者による威圧的な造形を主流としているが、日本美術は違う。例えば鳥獣戯画や伊藤若冲の作品のように、遊び心にあふれ見る者を楽しませる造形によって鮮烈に彩られ、「真実」よりも「美しさ」を追求し発展してきた。「わび」「素朴さ」「デザイン性」「文字との融合」「多様性の競演」…世界に類のないそのオリジナリティを、本書では縦横無尽に読み解いていく。世界の周辺文化のトップランナーとしての日本美術の唯一無二性を解析する一冊。

目次

  • 第1章 入ってきたもの・出ていったもの
  • 第2章 デザインへの傾斜
  • 第3章 そこにあるのは「美」か、「真理」か
  • 第4章 教養があってこそ味わえる
  • 第5章 文字と絵の幸福なコラボレーション
  • 第6章 素朴を愛する
  • 第7章 わびの革命
  • 第8章 庶民ファーストなアート
  • 第9章 多様なスタイルの競演
  • 第10章 周辺のオリジナリティ

「BOOKデータベース」 より

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