時間の歴史
著者
書誌事項
時間の歴史
(ちくま学芸文庫, [ア31-3])
筑摩書房, 2022.2
- タイトル別名
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Histoires du temps
- タイトル読み
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ジカン ノ レキシ
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注記
原書房 1986年刊の改訂
引用・参考文献: p446-468
ジャック・アタリ主要著作一覧: p482-486
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
日時計、ゼンマイ、重錘、クオーツ—これらの計時具から、人間の文明はどのような変遷を辿ったと言えるだろうか?時間が神々のものであり、自然のリズムとともにあった古典時代“神々の時”。人間の肉体に時間が内在化され、聖堂の大時計などで統御するようになる中世“肉体の時”。より精密に数量化された時間に経済価値が与えられ、人間の生活を成型していく近代“機械の時”。そして、予めプログラムされ、記号化された現代の“コードの時”へ。博覧強記で知られる著者が、「時間と暴力」「暦と権力」の共謀関係を丹念にすくいあげる。ジャック・アタリ初期の代表作。
目次
- 第1章 水と日時計(神々の時;聖なるものの暦 ほか)
- 第2章 重錘と棒テンプ(身体の時;カーニヴァルと大市 ほか)
- 第3章 ゼンマイとアンクル(時間の機械;機械の時 ほか)
- 第4章 クォーツとコード(危機の時;生の時計、死の時計 ほか)
「BOOKデータベース」 より