忍者とは何か : 忍法・手裏剣・黒装束

書誌事項

忍者とは何か : 忍法・手裏剣・黒装束

吉丸雄哉著

(角川選書, 661)

KADOKAWA, 2022.4

タイトル別名

近世日本における忍者像の形成と変容に関する研究

忍者とは何か : 忍法手裏剣黒装束

タイトル読み

ニンジャ トワ ナニ カ : ニンポウ シュリケン クロショウゾク

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注記

JSPS科学研究費補助金基盤研究C「近世日本における忍者像の形成と変容に関する研究」(研究課題番号:18K00277)の成果によるもの

参考文献一覧: p452-470

内容説明・目次

内容説明

黒装束で忍者刀を携え人並み外れた力をもつ。我々が「忍者」といって想像する姿は、歴史上に存在した実際の「忍び」とはかけはなれたものである。特殊な服装で特殊な武器をもっていては、自ら正体を明かしてしまう。それではなぜ現在のイメージになったのか?中世軍記に描かれた姿や名将楠木正成、近世の石川五右衛門、飛加藤、装束や武具の誕生、忍術と妖術の関係、マンガや映画ほか、忍者の虚像を通史的に読み解く。

目次

  • 第1部 軍記の中の忍び(『太平記』の忍び;忍びのさまざま)
  • 第2部 近世忍者像の成立と変遷(石川五右衛門—豪胆な悪の魅力;飛加藤について—忍者ができるまで;忍者のさまざま)
  • 第3部 忍者の表象(忍者装束の発生と展開について;手裏剣と忍者)
  • 第4部 忍者像の深化(忍術と妖術;猿飛佐助と真田十勇士;変わりゆく忍者像)

「BOOKデータベース」 より

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