縄文と世界遺産 : 人類史における普遍的価値を問う

書誌事項

縄文と世界遺産 : 人類史における普遍的価値を問う

根岸洋著

(ちくま新書, 1646)

筑摩書房, 2022.4

タイトル読み

ジョウモン ト セカイ イサン : ジンルイシ ニオケル フヘンテキ カチ オ トウ

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参考文献: pi-xiv

内容説明・目次

内容説明

二〇二一年七月「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に加わった。日本列島に存在した「縄文文化」のうち、なぜ限られた地域の遺跡群が世界遺産に選ばれたのか。東北地方を研究対象とし、今回の世界遺産登録にも携わった考古学者が、海外にある同時代の世界遺産との比較などを通して「縄文」を新たな視点から読み解く。さらに、世界遺産というプロジェクトが体現する文化多様性の視点から、「縄文」の人類史における普遍的価値について考える。

目次

  • 第1章 縄文を問い直す(問題の所在;縄文遺跡群と世界遺産;「縄文文化」を考える;「縄文文化」論に向けて)
  • 第2章 先史遺跡と世界遺産(世界遺産のイメージ;世界遺産に選ばれるまでのプロセス;先史時代の遺跡を世界遺産にするということ;地下遺構と世界遺産;縄文遺跡群と景観;考古遺物と世界遺産)
  • 第3章 世界の先史時代との比較(比較の視点;世界遺産一覧表における縄文遺跡群;西アジアとの比較;ヨーロッパとの比較;アメリカとの比較;東アジアとの比較)
  • 第4章 縄文遺跡群と「縄文文化」(世界遺産と文化多様性;「縄文文化」の複層性と多様性;「北海道・北東北の縄文遺跡群」;過去の文化への眼差し)

「BOOKデータベース」 より

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