おしゃべりな脳の研究 : 内言・聴声・対話的思考

書誌事項

おしゃべりな脳の研究 : 内言・聴声・対話的思考

チャールズ・ファニーハフ [著] ; 柳沢圭子訳

みすず書房, 2022.4

タイトル別名

The voices within : the history and science of how we talk to ourselves

おしゃべりな脳の研究 : 内言聴声対話的思考

タイトル読み

オシャベリ ナ ノウ ノ ケンキュウ : ナイゲン・チョウセイ・タイワテキ シコウ

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注記

原著 (Profile Books, 2016) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

あなたの頭の中の声は、どんなスピードで語りますか?脳内の語りをつねに使って思考しているのに、私たちはこんな素朴な問いにさえ答えられない。本書は、内なる声(内言)や聴声(幻聴)の本質を探り、それらと思考や意識との関係を捉えなおす試みだ。

目次

  • 不思議なチーズ—内なる声と思考の関係
  • ガス灯をつける—内観という方法
  • おしゃべりな器官の内側—自分の異なる部分どうしが会話する
  • ふたつの車—子どもの私的発話と内言の発達
  • 思考の博物学—内言の種類、外言との関連
  • ページ上の声—黙読について
  • 私の合唱—対話的思考と創造性
  • 私ではない—聴声の経験
  • さまざまな声—聴声経験と内言の多様性に注目する
  • 鳩の声—古代・中世の聴声
  • 自らの声を聴く脳—言語性幻聴の神経科学
  • おしゃべりなミューズ—作家が聴く声について
  • 過去からのメッセージ—トラウマ的記憶と聴声
  • しゃべらない声—非聴覚的・非言語的な経験
  • 自分自身と会話する—「声」の重要性の探究

「BOOKデータベース」 より

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