スパイス戦争 : 大航海時代の冒険者たち
著者
書誌事項
スパイス戦争 : 大航海時代の冒険者たち
(ちくま学芸文庫, [ミ27-1])
筑摩書房, 2022.4
- タイトル別名
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Nathaniel's nutmeg : how one man's courage changed the course of history
スパイス戦争 : 大航海時代の冒険者たち
- タイトル読み
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スパイス センソウ : ダイコウカイ ジダイ ノ ボウケンシャ タチ
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注記
朝日新聞社 2000年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
参考書について: p441
内容説明・目次
内容説明
莫大な富を求め、命を賭して未踏の地へ向かった大航海時代。とりわけ東南アジア島嶼部バンダ諸島を産地としていた香辛料ナツメグは黄金を凌ぐ価格で取引されるようになり、島の覇権をめぐってオランダとイギリスが凄惨な争いを繰り広げることになる。イギリス東インド会社の船長コートホープはバンダ諸島のなかでも暗礁に囲まれたルン島に上陸、島民を味方につけてオランダ勢と闘うも謀略の果てに殺される。しかし、ルン島と引き換えに、イギリスは将来とほうもない価値をもつものを手に入れることになった。それはいったい何だったのか?航海日誌や書簡類など膨大な史料を渉猟して描く歴史ノンフィクション。
目次
- 北の海のつむじ風
- 何という不健康な気候
- 音楽と踊るおとめ
- ライオンの爪にかけられ
- 「提督、謀られました」
- 洋上の叛乱
- 食人種の国
- セント・ジョージ旗
- 紳士の争い
- 血染めの旗を掲げて
- 火責め、水責めの裁き
- 取引成立
「BOOKデータベース」 より