ピリカチカッポ (美しい鳥) : 知里幸恵と『アイヌ神謡集』
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書誌事項
ピリカチカッポ (美しい鳥) : 知里幸恵と『アイヌ神謡集』
岩波書店, 2022.4
- タイトル別名
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ピリカチカッポ : 知里幸恵とアイヌ神謡集
- タイトル読み
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ウツクシイ トリ : チリ ユキエ ト 『アイヌ シンヨウシュウ』
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注記
主要参考文献: p231-234
知里幸恵年譜: p235-236
内容説明・目次
内容説明
「銀の滴降る降るまわりに金の滴降る降るまわりに」。一〇〇年前、ただ一冊の本『アイヌ神謡集』を残し、一九年余の短い生涯を閉じたアイヌの少女がいた。一度は忘れ去られた少女—知里幸恵はなぜ復活し、アイヌの魂の象徴的存在となったのか。ノートや日記など多数の資料や新資料をもとに、「生の限りを書かねばならぬ」との誓いに殉じたその生涯、そして世紀を超えて甦り続けるアイヌの文化をめぐる格闘を描く。
目次
- 第1章 アイヌに生まれ、アイヌ語のなかに生いたった少女
- 第2章 成長する幸恵 三冊のノート、そして恋愛
- 第3章 東京でただ独りのアイヌの娘として 死までの一二九日間
- 第4章 『アイヌ神謡集』を探索する
- 第5章 復活し、成長を遂げる幸恵
- 最後に—終わらない物語と、終わらせなければならない物語
「BOOKデータベース」 より