気候民主主義 : 次世代の政治の動かし方

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気候民主主義 : 次世代の政治の動かし方

三上直之著

岩波書店, 2022.5

タイトル読み

キコウ ミンシュ シュギ : ジセダイ ノ セイジ ノ ウゴカシカタ

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注記

文献と注: 巻末p1-6

内容説明・目次

内容説明

気候危機から脱するにはどうしたらよいのか。既存の政治システムが有効な策を講じられていないのに対し、無作為抽出型の気候市民会議や、若者による気候ストライキなどの新しい試みが、欧州から広がりつつある。市民の直接参加による話し合いや意思表示は、日本各地で始まっている。これらの事例から、持続可能な世界への手がかりを探そう。

目次

  • 1 ヨーロッパに広がる気候市民会議—「くじ引き市民」が議論する脱炭素社会への転換(くじ引きで社会の縮図をつくる;気候変動とは何か ほか)
  • 2 民主主義のイノベーション—危機に向き合うための変革の道具箱(ミニ・パブリックス;世界市民会議(WWViews) ほか)
  • 3 脱炭素化のシナリオと「国民的議論」—原発事故後の討論型世論調査が残した課題(エネルギー問題としての気候変動対策;省エネ ほか)
  • 4 日本で気候民主主義の芽を育む—地域発・若者主導の試み(世界市民会議の気になる結果;「生活の質」をテーマに市民会議を試行 ほか)
  • 終章 気候民主主義の生かし方(仮説としての気候民主主義;アイデアを固め、深め、広げる ほか)

「BOOKデータベース」 より

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