書誌事項

自助社会を終わらせる : 新たな社会的包摂のための提言

宮本太郎編 ; 阿部彩 [ほか執筆]

岩波書店, 2022.6

タイトル読み

ジジョ シャカイ オ オワラセル : アラタナ シャカイテキ ホウセツ ノ タメ ノ テイゲン

大学図書館所蔵 件 / 210

この図書・雑誌をさがす

注記

その他の執筆者: 千田航, 野口定久, 丸谷浩介, 山口二郎, 山崎望 , 川島佑介, 本田由紀, 須田木綿子, 大沢真理

参考文献: 各章末

収録内容

  • 自助社会をどう終わらせるか / 宮本太郎 [執筆]
  • ガラパゴス化する日本のワーキング・プア対策 / 阿部彩 [執筆]
  • すべての家族への支援をどう進めるか : 家族政策の分断から包摂へ / 千田航 [執筆]
  • 誰も排除しないコミュニティの実現に向けて : 地域共生社会の再考 / 野口定久 [執筆]
  • 犯罪をした障害者を孤立させないために : 「自立」から「依存」へ / 丸谷浩介 [執筆]
  • コロナ危機は社会民主主義的合意を作るか / 山口二郎 [執筆]
  • コロナ危機は自由民主主義を変えたのか / 山崎望 [執筆]
  • 「地域責任」と地方分権の限界 : コロナ対応を例として / 川島佑介 [執筆]
  • メリトクラシーを「弱毒化」するために / 本田由紀 [執筆]
  • 個人化の時代の包摂ロジック : 「つながり」の再生 / 須田木綿子 [執筆]
  • 包摂する社会が危機にも強い / 大沢真理 [執筆]
  • 「可能性の政治」に向かって / 宮本太郎 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

低成長と少子高齢化で停滞する日本社会の各所から、悲鳴が上がっている。脆くなった社会をコロナ禍が直撃し、言われるような「自助社会」の行き詰まりは誰の目にも明らかになった。一九九〇年代以降進められてきたさまざまな政策を、社会福祉、政治、行政、教育など、多彩な分野の第一線の研究者たちが徹底検証。

目次

  • 序章 自助社会をどう終わらせるか
  • 1部 自助社会の揺らぎと包摂型政策(ガラパゴス化する日本のワーキング・プア対策;すべての家族への支援をどう進めるか—家族政策の分断から包摂へ;誰も排除しないコミュニティの実現に向けて—地域共生社会の再考;犯罪をした障害者を孤立させないために—「自立」から「依存」へ)
  • 2部 パンデミックの衝撃と転換点(コロナ危機は社会民主主義的合意を作るか;コロナ危機は自由民主主義を変えたのか;「地域責任」と地方分権の限界—コロナ対応を例として)
  • 3部 包摂型社会を展望する(メリトクラシーを「弱毒化」するために;個人化の時代の包摂ロジック—「つながり」の再生;包摂する社会が危機にも強い)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC15610965
  • ISBN
    • 9784000615334
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 322p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ