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映像のポエジア : 刻印された時間

アンドレイ・タルコフスキー著 ; 鴻英良訳

(ちくま学芸文庫, [タ56-1])

筑摩書房, 2022.7

タイトル別名

Запечатленное время

Sculpting in time

タイトル読み

エイゾウ ノ ポエジア : コクイン サレタ ジカン

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注記

訳者あとがきにあるロシア語タイトル: Запечатленное время

キネマ旬報社 1988年刊のもの(ロシア語タイプ原稿からの翻訳、訳出にあたっては英語版も参照)に依拠し、著作権者より送られた新たなロシア語ヴァージョンを使用して文庫化したもの

年譜・フィルモグラフィ: p397-401

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

「それ独自の事実のフォルムと表示のなかに刻み込まれた時間—ここにこそ、私にとって芸術としての映画の第一の理念がある」。その理念が有機的統一をもって結晶する“イメージ”。『惑星ソラリス』『鏡』『サクリファイス』など、生み出された作品は、タルコフスキーの生きた世界の複雑で矛盾に満ちた感情を呼び起こす。俳優や脚本のあり方をはじめとする映画の方法は、現代において涸渇した人間存在の源泉を甦らさんとする意図とともに追求された。戦争と革命の時代である二十世紀に、精神的義務への自覚を持ち続けた映画作家の思考の軌跡。

目次

  • 序章
  • 第1章 はじまり
  • 第2章 芸術—理想への郷愁
  • 第3章 刻印された時間
  • 第4章 使命と宿命
  • 第5章 映像について
  • 第6章 作家は観客を探究する
  • 第7章 芸術家の責任
  • 第8章 『ノスタルジア』のあとで
  • 第9章 『サクリファイス』
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

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