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南洋の日本人町

太田尚樹著

(平凡社新書, 1007)

平凡社, 2022.7

タイトル読み

ナンヨウ ノ ニホンジンマチ

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内容説明・目次

内容説明

明治の世が始まると、閉塞感を打ち破るかのように、多くの人々が海外へと飛び出していった。その中には、成功をおさめて現地にその名を残す者のほか、人知れず無縁墓地に眠る者たちも数多く存在した。日本の海外進出の先遣隊として南洋に渡った人々は、大戦に翻弄されながらいかに生きたのか—。「南進論」に導かれて海を渡った侍や商人、職人のほか、故郷のために身を売った女性たちの足跡を追う。

目次

  • 序章 南洋進出の先兵たち
  • 第1章 シンガポールの日本人町
  • 第2章 マレー半島に足跡を刻んだ日本人たち
  • 第3章 コスモポリタンの街ペナン
  • 第4章 日本を魅了したボルネオ島
  • 第5章 ルソン貿易の基地マニラ—マニラ日本人町の先駆者たち
  • 第6章 マニラ麻で栄えたダバオの光と影
  • 第7章 鎖国以前からあったベトナムの日本人町
  • 第8章 山田長政がいたタイ・アユタヤ

「BOOKデータベース」 より

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