コロナ時代の身体コミュニケーション
著者
書誌事項
コロナ時代の身体コミュニケーション
勁草書房, 2022.7
- タイトル別名
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身体コミュニケーション : コロナ時代の
- タイトル読み
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コロナ ジダイ ノ シンタイ コミュニケーション
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注記
参考文献:巻末p. ix-xviii
収録内容
- コロナ下でのコミュニケーションとポスト・コロナに向けた顔身体 / 山口真美, 渡邊克巳著
- マスクの心理学 / 河原純一郎, 宮崎由樹著
- オタク文化/カワイイ文化とその越境 / 床呂郁哉著
- 分断の倫理学 / 小手川正二郎著
- 隠された身体・隠しえぬ身体性 / 小谷弥生著
- バリ島のコメディ劇における「障害」のある身体を巡る遊戯 / 吉田ゆか子, 田中みわ子著
- 挨拶から紐解くコミュニケーションの距離感 / 高橋康介, 島田将喜, 錢琨ほか著
- 対話によるコミュニケーション / 河野哲也著
内容説明・目次
内容説明
本書で扱ったのは、コロナ下の分析からコロナ後を考えることまで多岐にわたるお話です。コロナ下の分析では、感染者数が減っても律儀な日本人が着用し続けるマスクの話です。また、マスクと比較する上での仮面文化や、オタク文化の視点からコロナについて考察することもできました。こうした現状の分析とともに、コロナ下の人々の心の問題として、人々の間に分断を生み出したことがあげられます。分断を乗り越え開かれた明日のために、対話を学ぶ場を設定してみました。これらすべては、顔と身体にかかわるものです。実在する顔や身体を扱う「顔・身体学」として、ポジティブにこれから先の世界を考えていきたいと思います。
目次
- 第1章 コロナ下でのコミュニケーションとポスト・コロナに向けた顔身体
- 第2章 マスクの心理学
- 第3章 オタク文化/カワイイ文化とその越境—ポスト・コロナ状況下のコミュニケーション論の視点から
- 第4章 分断の倫理学—ヌスバウムの感情の哲学を手がかりに
- 第5章 隠された身体・隠しえぬ身体性—「眼差し」によって触れることのできる世界とその変貌、そして可能性
- 第6章 バリ島のコメディ劇における「障害」のある身体を巡る遊戯
- 第7章 挨拶から紐解くコミュニケーションの距離感
- 第8章 対話によるコミュニケーション
「BOOKデータベース」 より