軍事研究を哲学する : 科学技術とデュアルユース

書誌事項

軍事研究を哲学する : 科学技術とデュアルユース

出口康夫, 大庭弘継編

昭和堂, 2022.8

タイトル別名

Philosophy of military research : dual‐use of science & technology

タイトル読み

グンジ ケンキュウ オ テツガク スル : カガク ギジュツ ト デュアル ユース

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注記

参照文献: 章末

収録内容

  • デュアルユースとELSIに取り組む総合知にむけて / 出口康夫著
  • 歴史学的手法で論点を整理する / 喜多千草著
  • 学術会議声明、そのビフォー・アフター / 玉澤春史著
  • 原子力のデュアルユース問題は単純か / 濱村仁著
  • 宇宙開発・利用とデュアルユース / 橋本靖明著
  • 先端生命科学研究 / 四ノ宮成祥著
  • サイバーセキュリティとデュアルユース性 / 荻野司著
  • 自律型兵器と戦争の変容 / 久木田水生著
  • 功利主義と軍事研究 / 伊勢田哲治著
  • デュアルユースは倫理的ジレンマの問題か / 神崎宣次著
  • 正戦論の研究は、すなわち軍事研究なのか / 眞嶋俊造著
  • 学術と安全保障の折り合いをつける / 大庭弘継著
  • デュアルユースからミックスドユースへ / 出口康夫著

内容説明・目次

内容説明

AI搭載のロボットやドローンと自律型兵器、サイバー攻撃とサイバーセキュリティ、生命科学と生物兵器。そして開発当初から軍/民の境界が曖昧な原子力と宇宙利用…。こんにち私たちは、軍民両用(デュアルユース)技術が氾濫する社会のただなかに、すでに生きている。本書は、こうした先端技術(エマージングテクノロジー)の社会実装がもたらす倫理的・法的・社会的諸問題「ELSI」に対し、文理の垣根を越えた「総合知」で挑む。

目次

  • 第1部 歴史から考える(歴史学的手法で論点を整理する;学術会議声明、そのビフォー・アフター)
  • 第2部 個別の技術から考える(原子力のデュアルユース問題は単純か;宇宙開発・利用とデュアルユース;先端生命科学研究—微生物学研究と生物兵器開発の境界 ほか)
  • 第3部 哲学・倫理学から考える(功利主義と軍事研究;デュアルユースは倫理的ジレンマの問題か—研究の自由と制限;正戦論の研究は、すなわち軍事研究なのか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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